歯磨きをしているのに虫歯ができてしまう理由

人によって歯磨きの仕方というのはいろいろで、起きてすぐに口の中が気持ち悪いからと歯磨きをし、さっぱりした後に朝食を摂るという人もいれば、食べた後に、食べかすなどを取り除くために食後に磨くという人もいます。それぞれ理由はあるものの、歯にとってどちらがいいかと言われれば、やはり食後に磨く方です。食後に歯磨きをせずにそのままにしておくと、口の中に食べかすが残り、それが細菌のえさとなり、虫歯ができる要因となってしまうからです。とはいうものの、毎食後、ちゃんと歯磨きをしているのに虫歯になってしまったという人もいるでしょう。この原因は、磨いていると磨けているの差にあると言えます。自分ではきちんと磨いているつもりでも、虫歯ができるということは、ちゃんと磨けていないということなのです。

毎食後歯磨きをしているのに虫歯ができてしまったという人は、歯医者に行って正しい歯の磨き方を教えてもらうのがおススメです。虫歯ができてしまったら、必然的に歯医者に行って虫歯治療を行うことになりますので、その時に歯科医師や歯科衛生士から、ブラッシング指導を受けることになると思われます。歯ブラシを手渡され、普段どのように磨いているかやってみてくださいと言われますので、その時は嘘偽りなくいつもの磨き方をやってみせましょう。そうでないと、治すべき点があったとしても、きちんと教えてもらえないからです。実践してみせたら、歯科医師なり歯科衛生士が正しい歯の磨き方を教えてくれます。歯ブラシはペンを持つように軽く握り、小刻みに左右に動かしながら、歯と歯茎の境目を中心に、一本一本丁寧に磨くことを勧められます。また、人によっては歯の固い部分であるエナメル質が柔らかめの人もいますので、最適な硬さと、口の大きさに合ったサイズの歯ブラシを選んでくれます。

歯と歯の隙間に入り込んだ食べかすは、どうしても歯ブラシだけでは取り切れないので、糸ようじと呼ばれるフロスという糸を通して、歯と歯の隙間の汚れを取り除く方法や、歯間ブラシと呼ばれる道具を歯と歯の歯茎に近い隙間に通し、詰まった汚れを取り除く方法なども教えてくれます。フロスと歯間ブラシの使い方にも、歯磨きの仕方同様、正しいやり方というのがありますので、これを教わることにより、きちんと磨けている歯磨きができるようになります。虫歯がない状態でも、歯医者に行って歯磨き指導を受けたいと言えば教えてもらえますので、転ばぬ先の杖として教わりに行くのはおススメです。

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