いったん通い始めた歯科医院は途中で変わっていいのか

予約制という一つの要因

初めて行く歯科医院に予約をとって実際に行ってみると、待合室は大混雑ということがよくあります。
歯科医院の多くで、予約制にもかかわらず予約時間を大幅に超えてからでないと呼んでもらえないという不満は、かなり多いのが実情です。
しかしながら、これも実際に行ったからこそわかることで、たいていの人は我慢強く待っています。
実際に診察をしてもらったらとてもやさしい先生で、腕もよく、痛みも全くなかったというのであれば、待たされるとしても納得して通い続けられます。
予約時間を朝、もしくは午後の一番目に取るようにすることで、待たされずに済む工夫も出来るでしょう。
また、先生はやさしいのだけれど、治療がなかなか終わらないということも、歯科医院の悩みとしてよく挙がってきます。
一体今は何の治療をしているのだろうと思っても、何となく聞いてはいけないような気がするのも、歯科医院ならではでしょう。
そのため、いつになったら終わるのかと思いながらも、帰り際に次の予約を入れて帰ることになってしまう人が多いのではないでしょうか。

思い切って聞いてみよう

疑心暗鬼に陥ると、だんだんとやさしい先生にも不満を持つようになってきます。
先生に直接聞くのがためらわれるのなら、受付の人にこっそりと、もうだいぶ長く通っているのですが、あとどのくらいで終わるのでしょうかと聞いてみるのも一つの方法です。
ただし、歯科医院の受付は素人さんが会計業務だけをやっていることも多く、専門的なことはわからない人がかなりいるのには注意が必要です。
結果的に先生に伝えられ、先生が答えることになってしまい、気まずい思いをすることになるからです。
むしろ直接、先生、お尋ねしてもよろしいでしょうかと切り出し、どうぞと言われたら、いつ頃治療が終わるのかが知りたいのですがと聞いてみるのがいいでしょう
きちんと診療をしている歯科医師であれば、今はこういう治療を行っており、終えるまでにはあとどのくらいかかるということをきちんと言ってくれます。
最初に説明があるのがベストですが、そうでない場合であれば、途中で聞いてみても全く問題ありません。

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返答によっては変わるという選択肢も

やってみないと分からない、あるいはあなたは知らなくてもよいといった答えが返ってきたら、歯科医院を変わることを検討するべきかもしれません。
今は患者に対する情報公開は、患者の要請に基づいてしっかり行うべしという時代です。
歯科医院も同様ですので、それがなされないなら、たとえ治療途中であっても、他へ移ることは何ら問題なく行ってよいと言えます。